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株式投資は我慢比べ大会なのか。日本マクドナルド過去最高益の感想

やはり、というか、いつかは、とおもっていましたが、日本マクドナルドが過去最高益を更新してしまいました。


一時はハンバーガーが健康に悪いと揶揄されたり、腐った肉を使っているんじゃないかと疑惑を持たれたり、ゼンショーすき屋チェーン)に外食業績で抜かれたり、経営不振で海外から女性の経営者を招いたり、といろいろ厳しいニュースが流れた時代もありました。

 

僕はマックが大好きですし、子供たちも大好きです。節制で外食代を浮かすためにも、よく使いました。マックに行けば、家族も喜んでくれるし、外食に行った感触もとてもあり、満足感も高いのです。

 

それだけに、マックの株をこの当時買わなかったのは、どうしても後悔してしまいます。結果論ではありますが、10年前の自分に声をかけられるとしたら、もっと投資を勉強しとけ、と言いたかったです。

 

目次

 

マック株と僕の、買いたい、買えないの歴史

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子供の頃から大好きです。もう30年以上の付き合い

 

子供の頃から大好きだったマック。ハンバーガーはもはや僕のソウルフードと化しています。最初にマックの株価にはじめて興味を持ったのは、2009年のマックがどん底の時期でした。当時はリーマンショックも絡みどの企業も株価が落ち込んでいました

 

この当時、マックの株価は1000円以下。「もうマックも終わりだ」とすら言われていた時でした。折しもハンバーガーの健康被害なども叫ばれ、マックそのものの業態にも疑問が投げかけれれていました。

 

ですが、このとき、僕はファンダメンタルな買い方について考えなかったし、やり方も分からなかった。半年くらいたって、ちょっと買ってみようかな、と思ったときには、じわじわと価格は上がり始めていました。

 

まぁそのうちまた下がるだろう。優待もバーガーの商品券と魅力的だし、また1000円を切ったら買おうかな。と思っていたら、あれよあれよと1000円を超え、1500円くらいで安定し始めました。

 

このとき、ちょっと買い損ねたな、とおもいつつ、自分の理想購入価格の1.5倍になってしまった株価を眺め、やっぱりもう一度下がるまで待とう、と思ったものです。

 

それがどうですか!!!

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2020年2月13日現在の日本マクドナルドチャート。(出典:SBI証券より)

結局、株価は着々と2000円を超えてしまいました。理想価格の2倍です。このチャートを見ても分かる通り、その後、マックの株価は下がることなく上がり続けてきました。もう2倍どころではありません。5倍です!

 

いまさら、ほぞを噛んでも、もう遅い。成長のスピードは、止まりません。

 

ファンダメンタル分析は忘れた頃に結果を出す

その後もたびたびマックは不祥事に見舞われてきました。定期的に2,3年に一度、そこそこに不祥事が世間を賑わすなか、僕はそのたびに株価急落の知らせを伺ってきました。

 

しかし、2015年以降、頑として2000円を割り込むことはありませんでした。

 

この当時で、日本マクドナルドの総売上と時価総額は、ほぼ同じくらいをつけていました。つまり、社会的評価を表す株価(時価総額)と、会社の単純な実力を示す売り上げがパラレルな状態だったということです。

 

配当利回りも0.5~1%前後。あまり将来に向けて魅力があるとは思えません。PERも20以下、そのほかの指標もそれほどよくありませんでした。

 

2015年に2000円をつけていた当時、僕の出した結論は、「これはここから下がるか、頭打ち」というものでした。株主優待は欲しいけど、ぐっとこらえつつ、マックに通い続けました。

 

しばらく2000円が続き、その後さらに伸びたら、自分とはご縁の無い企業だったと諦めようとも思っていました。

 

ですが、ファンダメンタルは奥が深い。経営指標だけでは当然今後の株価は見抜けません。このとき、自分の生活にどれだけ親しい企業であったかも見直しておくべきでした。

 

メニューやサービス、理念や組織作りをお店で生で体感しておきながら、この企業の成長を信じ切れていなかったのです。

 

マックは粛々と業態改善に励んでいました。この2000円をつけていた2015年に、しっかりと力をつけていたのです。むしろその後の飛躍はこのときに約束されていたのかも知れません。

 

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マックの通期業績推移。2015年で見事にV字回復しています。(出典:SBI証券

1.オリンパスもそうだった

業績指標のいくつかは、今後の株価を占う上でおおきな要素となりますが、当然株価を読み切れるものではありません。株価を完璧に読み切れるものなどありませんから、それは当然です。

 

しかし、このような結果を見せつけられると、少なくとも10年前の僕自身の分析はとても青臭かったことがよく分かります。

 

企業分析は、業績指標だけではなく、企業の経営状態、理念、サービスの状況、従業員の働き方、トップの姿勢など、数値に表れない部分が複雑に絡み合って株価に反映されます。

 

おもえばかつて不祥事で倒産寸前までいったオリンパス株のときもそうでした(^_^;)

 

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オリンパス20年のチャート(出典:SBI証券

このときは逆張りで600円で買い、1000円で売ったのを覚えています。このときは逆張りが成功し、倍近い価格で捌くことができたので、言い取引ができたとたかをくくってたのです。

 

ところがどうでしょうか。その後もオリンパスは成長を続け、なんと現在は2000円を超えています。この企業と付き合いを続けていたら、いまごろどれだけ儲かっていたことか、、、これも結果論です。

 

2.正解が出るまでなかなか待てない

こうした結果は、当たり前ですが、やっている間に予想できるものでもありません。それに、いくら業態を分析しても、その後どこまで成長するかは、誰も予想できないのです。

 

しかも、ファンダメンタル分析は、結果が出るまで時間がかかります。正解が出るまで、5年や10年かかります。マックの結果にしても、オリンパスにしても、ここまで成長するのに10年かかっています。

 

ですが、逆に言えば、しっかりと仕事をしている企業は、確実に伸びます。そして、その正解の出方は、いずれの企業のチャートを見ても分かるように、指数関数のような伸びです。

 

右肩上がりに徐々に上がる、というよりは、段階を追って突然伸びていくのです。人間の成長曲線も、こんなカーブを描くとよく聞きます。じわじわと、というより、ある日突然はてしなく伸びる、という感じです。

 

指数関数については、白丸くんという方の説明が分かりやすいです

white-circle7338.com

 

だから、待てない。自分のやっていることが正解かどうかが分かるまで、待てないのです。

 

3.過去の企業の不祥事をもう一度みたら、復活している企業が多かった

こうした結果から、僕はここ数年、逆張りファンダメンタル分析、長期投資を中心に投資する方向性に切り替えてきました。

 

自分が取引してきた株とその後の動きを、ひととおり見直してみました。

 

改めて、驚くべき結果に、後悔も少し。

 

大王製紙も、社長のギャンブル不祥事で壊滅的な状態まで株価を下げました。このとき、500円くらいで買って、800円くらいで売りました。このときは1.6倍の結果に喜びましたが、いまは1600円をつけています。

 

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大王製紙のチャート(出典:SBI証券


雪印は、メグミルクに生まれ変わったあと、2013年頃に買いましたが、1年間動きがなかったので売りました。

 

2016年には3500円をつけているのが分かります。いま売っても2500円です。こんなこと、当時は予想できませんでした。そしてこのチャートも、ある日突然上がって行っていいるのがみられます

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雪印メグミルクのチャート。(出典:SBI証券

4.企業姿勢の本質を投資家は見抜けない

ファンダメンタルに分析し、企業の状態、業績の中身、将来性をチェックすることはとても大事ですが、その企業の本当の業態を投資家が見抜くことはできません。とくに、個人投資家、ましてや僕のような一般アウトサイダーには到底無理です。

 

ですが、すくなくとも、いいと思った企業、応援したい企業との付き合いで、後悔はしたくないものです。

 

単にお金を追っかけてしまうと、このような結果になってしまうのかも知れません。分析手法はあくまでスキル面にすぎません。

 

この企業と寄り添っていく、付き合っていく、という覚悟や意気込み、そういった気持ちの面も、投資はとても大事なのではないか。そんなことを最近思います

 

まとめ 叶うことならば、マック株主になりたい

ここまでの話をまとめてみます。

 

1.オリンパスもそうだった

往々にして、自分が分析した以上の結果が出ることがあります。上手く買えなかったということでは、マクドナルドの事例は顕著でしたが、自分の過去をひもとけば、思っている以上の大きな果実をつけた企業が数多くあることに驚かされます。

 

2.正解が出るまでなかなか待てない

企業の成長の度合いは、右肩あがりというよりは、ある日突然上がっていく、指数関数のような上がり方です。これがだいたい5年から10年かかります。この結果を待つことがとても難しい。まさに我慢大会です。

 

3.過去の企業の不祥事をもう一度みたら、復活している企業が多かった

じっさい、自分がどれだけ我慢できなかったかをみてみると、大王製紙のときもしかり、雪印のときもしかり、逆張りはある程度成功していますが、その後の成長を読み切れていません

 

4.企業姿勢の本質を投資家は見抜けない

企業がV字回復やさらなる成長に向け、どんなことをやっているかは、一般の一個人投資家では、本当のところなんて分かるはずもありません。分析は一つの指標とおいて、どの企業にしっかり寄り添っていくのか、気持ちの部分を整えて投資に望む。そんなことも最近では大切なのかなと思っています。

 

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ジャンクフードの王様。外食産業のトップ。凄いです

結局何が言いたいのかというと、遅まきながら、やっぱりマックの株主になりたいなーと思っているということです。しょっちゅうマックに行く僕と僕の家族にとって、優待の内容も魅力的です。

 

なにより、30年以上通っているハンバーガーチェーンです。今後も応援したいという気持ちもあります。

 

マックフリークは多いと思います。今回は大きく俯瞰した目線で捉えましたが、今後はメニューやサービス、経営指標など、マックそのものの業績内容にもより細かく目を向けていきたいと思います。

 

今日も長くなりました。最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。